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毎年年末に生中継される「日本レコード大賞」の審査会が19日行われ、近藤真彦さんが故・川内康範作詞の『心ざんばら』で「最優秀歌唱賞」に選ばれたそうです
しかしジャニーズ事務所は90年以来「レコード大賞」から撤退していたはず。
20年ぶりにレコ大にジャニーズ事務所歌手が復活したわけとは・・・

近藤真彦さんは「最優秀歌唱賞」受賞の知らせを受けて、「最優秀歌唱賞は歌手と認めて貰えたという事ですから本当に嬉しいです」と喜びのコメントを発表しています。

近藤真彦さんは1981年にレコード大賞・最優秀新人賞、1987年に『愚か者』で大賞受賞、今回の「最優秀歌唱賞」受賞で見事3冠を達成しました
主要3賞受賞というのは都はるみさん、北島三郎さん、細川たかしさん、氷川きよしさんに続き5人目となる快挙だということです。

尚、近藤真彦さんの所属するジャニーズ事務所は1990年を最後にレコード大賞の選考を辞退し続けています。
これは表向きには「同じ事務所のタレント同士が競い合うのは忍びない」という理由ですが、90年に忍者が美空ひばりさんの『お祭りマンボ』のリメイク『お祭り忍者』が歌謡曲・演歌部門ではなくポップス部門の最優秀ポップス・新人賞に選ばれたことに不満を持ち、以降辞退を続けているというのが実際の理由と考えられています。

今回近藤真彦さんがレコード大賞に復活したのは、「うちに所属する若いアーティストと違い、近藤は最優秀新人賞、日本レコード大賞を受賞するなど、レコード大賞に育てられた。そんな経緯を考慮した」とジャニーズ事務所側は近藤真彦さんは”特例であると”説明しているそうで、今後もジャニーズ所属歌手の選考辞退は続くようです


そして今回受賞した『心ざんばら』は1989年、近藤真彦さんが25歳の時に作詞家の故・川内康範さんが「近藤真彦に歌わせたい」と書き下ろされた曲だったようです。
しかし曲を渡されていた、メリー喜多川副社長は1986年に母親を亡くした近藤真彦さんに、恋人を亡くした絶望感を歌った『心ざんばら』を歌わせられないと、近藤真彦さんに渡さず曲を封印していたそうです

しかし今年近藤真彦さんが歌手生活30周年を迎え、節目の年となるということで、初めて曲の存在を近藤真彦さんに知らせ、発売するに至ったということです。
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参考記事
「ジャニーズがレコ大に２０年ぶり出る！」
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「マッチ最優秀歌唱賞で“３冠”！…８１年新人賞、８７年大賞に続き」
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「＜レコード大賞＞最優秀歌唱賞に近藤真彦」
第５２回日本レコード大賞（日本作曲家協会など主催）の各部門賞が１９日決まった。最優秀歌唱賞には近藤真彦さんが選ばれ、過去に受賞した最優秀新人賞、レコード大賞と合わせて３冠となった。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101120-00000001-mai-soci

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